今村昌平監督『にっぽん昆虫記』(1963) 昭和を底辺で生き抜く【女の生き様が卑しくたくましく人間臭い】
女の生命力、欲、愚かさ、性。このすべてがあってこそ人間という生き物。 こんな人におすすめ ・小作人の娘として生まれ、昭和の時代を「女を武器」に生きてゆく ・生きることは、時にみじめで、みにくく、いやしい。そんな女の生き様がありありと描かれる ・父と娘の関係が、田舎独特で、きわどく、エログロさにド肝をぬかれる 見どころ ・昭和の時代、底辺で生かざるを得ないからこそ、うきぼりになる人間の卑しさとたく ...
『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(2013) 自分が本当に欲しいもの、あなたは知ってますか?
バカバカしい話だけでは済まされない! こんな人におすすめ ・イギリスの、奇想天外な、おバカ映画が見たい人 ・『スリー・フレーバー・コルネット3部作』待望の3作目!!! ニラ製作、エドガー監督、エドガーとサイモン脚本、サイモンとニック主演のB級コメディのこと。 映画オタクたちが作った、愛すべき、おバカ映画で人気を博す! ~スリー・フレーバー・コルネット※3部作~ 『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004) 『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン! ...
『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』(2018)【自己肯定映画】自信を持つことがすべて!と教えてくれる
自己肯定から生まれる最強の自信とは? こんな人におすすめ ・自分に、特に外見に、自信がない女子は必見 ・人生で一番大事なことを教えてくれる →"説教がましくない!!"ところがコメディならではの持ち味 ・根拠のない圧倒的な自信は、他人から非常に厚かましく恐ろしくさえ見える。が「他人なんてどうでもいい!」の領域まで行ってこそ本物という手本がここにある ・幸せは自分が自分をどう捉えるか、で決まる →自己受容&自己肯定   ...
『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(2007) 愛すべき“おバカ&パロディ映画”
映画好きにとって製作側の映画愛に歓喜する!! こんな人におすすめ ・アメリカ映画「刑事バディもの」などパロディ、オマージュが満載 →製作者たちの映画愛にあふれた映画 ・イギリス人ならではのブラックコメディを基調に、アクションあり~の、スプラッターホラーあり~の、サスペンスあり~の、とにかく飽きさせない! ・『スリー・フレーバー・コルネット3部作』の2作目。 ニラ製作、エドガー監督、エドガーとサイモン脚本、サイモンとニック主演のB級コメ ...
『トゥルーマン・ショー』(1998) この世界を、日常を、まず疑え!!
結局、頼りになるのは自分の勘や本能!『自分を信じろ!!他人を疑え!』 こんな人におすすめ ・奇想天外なストーリーだが、妙に真実味がある ・世の中を疑っている人、逆に、何も疑わず信じ切っている人におすすめ ・陰暴論好き ・莫大なお金をかけてこの世界を作りこまれても、本能が真実を教えてくれる ・受賞歴 ゴールデングローブ賞(第56回 1998年度) 男優賞 ジム・キャリー/助演男優賞 エド・ハリス/音楽賞 フィリ ...