月別アーカイブ:2019年04月

2019/5/9

映画祭出品を目指す ~映画祭を知る|① カンヌ国際映画祭~  

カンヌ国際映画祭は、マーケットも同時開催することから 世界中の映画関係者が集結し 世界中から注目されます。 報道陣が集まるレッドカーペットを 選ばれた映画人たちが、華やかなドレスを着て歩く姿は まるで栄光の象徴のように、映し出されます。 「次に歩くのは俺だ!」と 映画人の創作意欲を掻き立てることは カンヌ国際映画祭の存在意義のひとつでしょう。 そして作家性、芸術性が強く なかなか日の目を見ない作品が選ばれることで 商業的にも注目をされる、 そのことに映画人はとても救われています。 映画祭公式サイト:Fes ...

2020/4/21

『寝ても覚めても』'18カンヌ国際映画祭コンペティション部門選出|評価★★★☆☆ good!

評価★★★☆☆ good! 総評 単純な設定のようで深いのか。恋愛は幻想のような他者に翻弄される。 それをロマンという言葉で語ったらあまりに勝手だ   鑑賞理由   濱口監督の前作、映画「ハッピーアワー」(2015)は 5時間17分、という前代未聞の長時間映画であり、 かつ、市民参加の『即興演技ワークショップ in Kobe』から生まれ 有名な俳優さんが出ていません。 それにも関わらずロングランヒットを飛ばしました。 4人の女性が主人公で、長時間にもかかわらず あっという間に思えるほど ...

2020/4/21

『魂のゆくえ』評価 ★★★★☆ Very Good! 観る価値あり

総評 “環境よりも経済”を重んじるアメリカ社会に キリスト教という面から切り込んだ問題作 ドラマ/サスペンス 評価 ★★★★☆ Very Good! 観る価値あり   鑑賞理由   『タクシードライバー』の脚本家ポール・シュナイダーが 脚本を書き、イーサン・フォーク主演で 映画を撮った、というだけで興味を掻き立てられました。 数々の映画賞の受賞歴が太鼓判を押しています。 俳優のイーサン・フォークと言えば、 俳優業だけでなく、製作側に立ってそれなりに意欲作を 次々と発表しているため 彼の ...

2020/4/21

『岬の兄妹』感想 評価 ★★★☆☆ good (ただし、後味悪い)

評価  ★★★☆☆ good (ただし、後味悪い) 総評:痛すぎて二度と見たくない現実を突きつけられる 意義のある後味の悪さに気が遠くなる ジャンル:ドラマ   鑑賞理由   インディペンデント映画の配給と製作、 人材育成を積極的に行っているアップリンクの 浅井氏が、「感動した、とてもいい作品だ」と 直接、話を聞いたのが、観るきっかけになりました。 (アップリンクについては公式サイトをご覧ください。) 調べると完全なインディペン映画にもかかわらず 大手シネコンで公開をしていたので そこ ...

2020/4/21

『麻雀放浪記2020』感想|評価 ★★☆☆☆ ガッカリ!

評価  ★★☆☆☆ ガッカリ   総評 斎藤工構想10年×白石和彌監督の皮肉をこめたコメディ映画 皮肉はわかるが笑えない上、ゴチャゴチャな展開に思考停止に陥る   ジャンル SFコメディ/リバイバル 鑑賞理由 東映×白石監督のリバイバルものであり 前作「孤狼の血」が良かったので、まず興味がわきました。 ただ、“コメディもの”が、白石監督でイメージがわかず、 引っかかっていたのと予告編を見ても わざわざ映画館で観るようには思えませんでした。 ただ、映画制作者から、全編 iPoneで撮影さ ...

2019/5/8

映画祭を楽しみ、そして使おう「主な世界の映画祭年間スケジュール」

映画が好きなら、映画祭が気になります。 日本でも秋は東京国際映画祭があるので なにかと情報が入ってきます。 地方で開かれる映画祭も、最近は知名度も高くなり 定着してきました。 それぞれ特徴があって、 なかなか面白くなってきたようです。 そんな映画祭を楽しみ、そしてフル活用するためには まずは世界の主な映画祭の年間スケジュールと それぞれの映画祭の特徴をつかむことがポイントになります。 映画祭の活用ポイントと、主な世界の映画祭の予定と 特徴を簡単な表にまとめました。 ご参考にしてください。   単 ...

2020/4/21

『ビリーブ 未来への大逆転』法廷もの 感想|★★★☆☆good

評価 ★★★☆☆ good 総評 純粋に勇気やエールをもらえる物語 壁にぶちあたり、落ち込んだ時におすすめ   鑑賞理由 たまたま、Youtubeで ドキュメンタリー映画『RBG』のTrailerを 目にしました。 RBG Trailer https://youtu.be/g7gqRY6R_u4 母と同じ歳の80過ぎたおばあさんが トレーナーの元、腕立て伏せを、 それも、まっすぐな姿勢でこなす姿に 目が釘付けになりました。 彼女はいったい何者?? 85歳現役の米国最高裁判所判事!? ここまでやり ...

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