今村昌平

2020/9/4

今村昌平監督『にっぽん昆虫記』(1963)  昭和を底辺で生き抜く【女の生き様が卑しくたくましく人間臭い】

  女の生命力、欲、愚かさ、性。このすべてがあってこそ人間という生き物。   こんな人におすすめ   ・小作人の娘として生まれ、昭和の時代を「女を武器」に生きてゆく   ・生きることは、時にみじめで、みにくく、いやしい。そんな女の生き様がありありと描かれる   ・父と娘の関係が、田舎独特で、きわどく、エログロさにド肝をぬかれる     見どころ   ・昭和の時代、底辺で生かざるを得ないからこそ、うきぼりになる人間の卑しさとたく ...

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