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ピケティの経済書映像化『21世紀の資本』(2019) 働いても豊かになれないってホント?

 

資本主義が生む格差社会・自分の立ち位置を俯瞰せよ!

 

こんな人におすすめ

 

・300万部突破、世界的ベストセラーの経済書『21世紀の資本』の映画化
→600ページ超、5500円の経済書!!
→興味はあったが、本の厚さと価格を知っただけで読む気が一気に失せた人におすすめ!

 

・発刊から6年後、改めて原作者ピケティが自ら出演し解説
→彼だけでなく、様々な専門家も登場し経済的な現象「格差社会」を説明し、未来を予測

 

“先進国の3分の2は親より貧乏になるでしょう”(本作より引用)

→衝撃的だが、実感している人が多いはず
→親のように稼げて裕福になれるのは幻想だったと、やっと気づかされる…

 

・原作者ピケティ「現代は第一次世界大戦前の不平等な時代に戻ってしまっている」
→それはなぜ??

 

・是枝監督『万引き家族』(2018年)、ポン・ジュノ監督『パラサイト』(2019年)が生まれてきた時代背景が見える

 

・問題意識が芽生えること請け合い

 

見どころ

 

・働いても豊かになれない、という仕組み・構造が理解できる
→その結果、自分の在り方と対峙させられる

 

 

・資本主義における格差社会の解決策としてピケティの提示「国境を越えた累進課税」
→タックスヘイブンの実態を知る
→累進課税の問題点は?(この提示に世界中で大論争が巻き起こる)
→累進課税で損する人が、結局は実権を握っているのでは??→事態はなかなか動かない?!
→さて、自分はどうする?

 

参考:『実はみんな読み切れない トマ・ピケティ『21世紀の資本』を簡単図解 恥をかかないために』週刊現代

2015年、原作者ピケティが来日し東大で講演会を実施。東大生との質疑応答が、面白い!東大生の切実な想いが見える。

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作品情報

 

作品情報:

上映時間 103分
製作国 フランス / ニュージーランド
配給 アンプラグド
日本初公開日: 2020/03/20
監督 ジャスティン・ペンバートン
原作 トマ・ピケティ
製作 マシュー・メトカルフ
出演 トマ・ピケティ

公式サイト https://21shihonn.com/

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  • この記事を書いた人

Cineカエル

映画好きが高じて、映画業界を渡り歩いています。 自分が拾った映画にまつわる情報を「映画レビュー」、「動画配信」、「映画祭」、「映画を作る」という観点でまとめていきます。

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