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Cineカエル
映画好きが高じて、映画業界を渡り歩いています。 自分が拾った映画にまつわる情報を「映画レビュー」、「動画配信」、「映画祭」、「映画を作る」という観点でまとめていきます。
映画をもっと身近に
人生は偶然の連続なのか? それとも必然なのか? こんな人におすすめ ・過去に捉われ進めない人 ・自分が許せない人 ・親が許せない人 ・舞台はロスアンゼルス、サンフェルナンド・バレーに実在するマグノリア・ストリート。すれ違う男女9人の24時間を描く群像劇 ・監督のポール・トーマス・アンダーソンは、俳優でテレビ司会者の父を持ち、映画スタジオやポルノ撮影所が立ち並ぶサンフェルナンド・バレーで育つ &n ...
❝チャーリー・カウフマン❞の世界がさく裂。それは時間軸なし謎に満ちた一方的な世界だけ。 こんな人におすすめ ・理解不能な謎だらけのセリフと映像が本作の魅力 →すべてがいちいち意味深 →だからこそ、観ている側は意味を見出そうと必死に追いつこうともがく →が、どうしても理論的に意味が通じない映像、セリフがつづく →途中で、あきらめそうになる… →しかし、各シーンだけを見ると飽きさせない映像ばかり ・映画の最後、すべての謎の答えがある! ・あ ...
❝蘭に魅せられ男❞にアダプテーション(適応)していく原作者の様子を脚本家を通じてアダプテーション(脚色)していく物語 こんな人におすすめ ・『マルコヴィッチの穴』で成功を収めた脚本家、チャーリー・カウフマン本人を主人公にした物語。監督は『マルコヴィッチの穴』に続きスパイク・ジョーンズだ →次回作の執筆に苦しむ脚本家として本人役として登場 →できれば、『マルコヴィッチの穴』を観てから本作を観ることをお勧めします ・脚本家自身が自分を設定するキャラクター ...
倒錯された世界に人間の欲・本能が目覚めてゆく こんな人におすすめ ・映画ならではの、奇想天外な物語が好きな人 →他人の、それも実在の個性的な名優であるジョン・マルコヴィッチの脳の中に15分だけつながる穴から、ジョンの立場になって世の中を経験できる、という物語 →マルコビッチ本人が本人役として登場 ・当時、コミカル&キューティで大人気の女優キャメロン・ディアスが汚れ役、同性愛者に目覚める役として登場 →その夫役、ジョン・キューザックも、さえない人形遣い ...
常軌を逸していく女と男の愛情に激しく動揺しながら共感してしまう こんな人におすすめ ・人間の奥底に眠る、自分ではコントロールできない本能、潜在意識がゆさぶられる ・公開当時1987年、センセーショナルな内容と映像で、口コミから世界的に大ヒットへ →これほど好き嫌いが分かれる映画はない →日本でも、はまる人が続出 →こんな恋愛の方が実はリアルかも?! →個人的に本作がきっかけで、分かりやすいハリウッド映画からフランス映画に大きく趣向が変わる   ...
過去を知って初めて、あるべき自分が見えてくる こんな人におすすめ ・ボーンシリーズ3部作❝CIA特殊工作員&記憶喪失サスペンス❞完結編 →ロバート・ラドラム原作のジェイソン・ボーンシリーズ最終章 →タイトル❝アルティメイタム❞とは「最後通告」という意味 ・最後を観ずしてボーンシリーズは語れない! →とうとう、やっと、ボーンの過去が明らかにされる ・CIAによる❝トレッド・ストーン計画❞の首謀者が亡くなり闇の中に…しかし発展版「ブラックブ ...
事件の真相が明らかにされ、新たなアイデンティティーが芽生える こんな人におすすめ ・CIA特殊工作員&記憶喪失サスペンス →賢さとキレのあるアクション、市中でのカーチェイス ・1作目をしのぐ大ヒット。シリーズものとしては珍しい!! →シリーズものは第一作より売れないと言われている ・失った記憶と事件の真相を追うサスペンスが物語を引っ張り、飽きさせない! ・とうとう「トレッドストーン計画」が明らかに。犯人を追い込んでいく様が ...
過去の自分をたどり、アイデンティティーを探し求める こんな人におすすめ ・アクション、サスペンス、市中でのカーチェイス、特殊工作員(スパイ)、記憶喪失もの、が好きな人 ・CIAの特殊工作員のジェイソン・ボーン。任務途中でアクシデントに見舞われ記憶喪失になる。殺人未遂事件として表ざたに…失われた記憶を取り戻すため、事件の真相と自身がスパイになった経緯、アイデンティティーを探し求める。ボーンシリーズ3部作の1作目。 ・劇中に出てくるキーワー ...
人は愛を求め続ける。なぜなら己の存在理由だから。 こんな人におすすめ ・ロック好き、ミュージカル好きにはたまらない、伝説的なロック・ミュージカル映画 ・ドラッグクィーンとして、ありのままの自分をさらけだす生き様に、かれらの叫びに、震撼する ・97年オフ・ブロードウェイ初演から2年半のロングランヒット。観た人を熱狂させ、現在もキャストをかえ世界各地で再演し続けている傑作 →日本では三上博史、山本耕史、森山未來(演出:大根仁)、浦井健治、な ...
資本主義が生む格差社会・自分の立ち位置を俯瞰せよ! こんな人におすすめ ・300万部突破、世界的ベストセラーの経済書『21世紀の資本』の映画化 →600ページ超、5500円の経済書!! →興味はあったが、本の厚さと価格を知っただけで読む気が一気に失せた人におすすめ! ・発刊から6年後、改めて原作者ピケティが自ら出演し解説 →彼だけでなく、様々な専門家も登場し経済的な現象「格差社会」を説明し、未来を予測 “先進国の3分の2は親より貧乏にな ...
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