ドキュメンタリー『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』感想|評価 ★★★★★ exellent 必見
総評 評価★★★★★ exellent 必見 50年前、激動の時代に生きた人間の「熱さ」がビンビンと伝わってくる。 否が応でも三島由紀夫の魅力に圧倒される108分! 感想 三島由紀夫、という人間力に圧倒される。 血気盛んな東大全共闘1000人を前に論戦を繰り広げる、という前代未聞の設定だけでもしびれてしまった。 当時の想定できない理解不可能な言葉の応酬と熱気。そして彼らの表情が、より生々しさを増す。理解にくる ...
佐藤浩市主演 『Fukushima 50』感想(ネタばれ)|評価 ★★★★★ excellent 必見
総評 「あの時、現場で何が起こっていたか」をリアルに見せてくれる そのすさまじさは、観るべき映画としか言いようがない 映画の背景 原作もの。 ノンフィクション 「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」門田隆将 リンク キャスティング どのキャストにも文句なし! 佐藤浩市と渡辺謙、 日本映画の2トップの共演、 競演、といったところ。 感想 『事実をもとにした物語』 この映画は、ここに尽きる。 原子炉の暴走を止められたこと、は 奇跡だった ...
サム・メンデス監督『1917 命をかけた伝令』感想(ネタばれ)|評価 ★★★★★ Very Good! 観る価値あり
総評 うたい文句の“全編ワンカット戦争映画の臨場感”は想定以上。 主人公と一緒に戦場を走り、泳ぎ、逃げ、闘うので、疲れること必至! 映画の背景 ワンカット撮影というだけで スタッフ全員の苦労は相当なもの。 ワンカット映画といえば 2018年、旋風を巻き起こした、 日本映画「カメラを止めるな」。 あれは完全にコメディであり、 ワンカットは後半のみ。 全編ワンカット、長尺、 それも戦場が舞台ーーー。 撮影側の努力・苦労を 考えただけで 思考停止、 気が遠くなる。 逃げ ...
『ジョジョ・ラビット』感想(ネタばれ)|評価 ★★★★★ excellent! 必見
『ジョジョ・ラビット』感想(ネタばれ)|評価 ★★★★★ excellent! 必見 第92回アカデミー賞®脚色賞受賞 総評 ★★★★★ excellent! 必見 子供目線で、ユーモアたっぷりに、そしてとても辛らつに 第二次世界大戦の悲惨さが描かれ、その演出に感服 鑑賞理由 戦争映画をポップにユーモアたっぷりに描こうとする そのアイデアと音楽のチョイスに惹かれました。 映画の背景 アカデミー賞®前哨戦として有名な トロント国際映画祭・観客賞を受賞! ...
単館満員・カンヌ2冠『存在のない子供たち』感想|評価 ★★★★★ excellent! 必見
『存在のない子供たち』評価 ★★★★★ excellent! 必見 総評|難民・不法移民として生きる不条理さを圧倒的なリアルさで見せつける。 ただの映画ではなく、彼らの叫び・生き様がそこにある 鑑賞理由 2019年、夏。 女性監督の映画たちが 東京の単館映画館をにぎわしています。 そのうちのひとり、 女性監督のナディーン・ラバキーは レバノン出身。 本作は中東のレバノン映画です。 中東映画、ましてレバノン映画に まったくなじみはありません。 女性監督で子供が主人公のレバノン映画が カンヌ国 ...
『RGB 最強の85才』感想|評価★★★★★excellent! 必見
『RBG 最強の85才』評価 ★★★★★ excellent! 必見 総評 米国の現役最高齢の女性最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグの 姿、肉声、そして生き様の記録は、人間の希望の記録となる 鑑賞理由 彼女の半生を描いた映画『ビリーブ 未来への大逆転』を 4月に鑑賞しました。 信念をまげずに努力し続ける姿、それを支える夫婦愛が描かれ 映画としては、まずまずの出来でした。 (感想など詳しくはこちらをどうぞ) そもそもこの映画を観るきっかけになったのが このドキュメンタリー映画の予告です。 自分の母親 ...
『THE GUILTY/ギルティ』感想|★★★★★ excellent! 必見
評価 ★★★★★ excellent! 必見 総評:ワンシチュエーションという新しいくくりで 映画を撮り切った新しい才能に拍手 鑑賞理由 映画関係者の方から薦められました。 「非常に低予算で作られている、脚本も素晴らしく成功している、 何より、音だけでストーリーが進むので、映画館で観たほうがいい」 映画館の様子 新宿武蔵野館にて、3月14日(レディースデイ)、16:30~の回。 定員約80名のミニシアター、ほぼ満員でした。 おそらく、映画好きの方々な ...