目次
総評
伝説的スターの悲劇とそれを演じる役者の熱量にはかなわない
観る前に知っておくと映画がより面白い
・47歳で急逝、ハリウッド黄金時代のスター、ジュディ・ガーランドの晩年を描く
・10代でスターになったジュディ。大人から飲まされていた薬の正体は麻薬
・ステージ再現シーン、主演レネー・ゼルウィガー本人が全唱
・レネーはリハーサルの1年前から壮絶なトレーニングを積む
・レネーは鬱から女優を6年休養。ジュディと重なる経験の持ち主
感想
ジュディ・ガーランドに想い入れのある人は涙なくしてこの映画は見れないでしょう。
ハリウッド黄金期の顔である彼女を金の生る木として育て上げるために薬漬けにされていた、という事実。こうして悲劇が作り上げられていく…
スターの悲劇という実話のストーリー性とそれを演じたレニーのパフォーマンスが圧巻。ジュディと同じような苦しみを経験する彼女に本作で女優魂を観ることができます。
映画「ボヘミアン・ラプソディー」の大ヒットを受けて二番煎じ映画ではあるけれど輝くスターたちの闇や悲劇に人は共感をおぼえ、それを演じる役者たちのプレッシャーをはねのけるような演技力にどうしても魅了されてしまう。
作品情報: 上映時間 118分 Youtubeで予告を観る:
製作国 アメリカ(2019年製作)
配給 ギャガ
日本初公開日: 2020/03/06
監督 ルパート・グールド
製作 デヴィッド・リヴィングストーン
出演 レネー・ゼルウィガー ジェシー・バックリー フィン・ウィットロック
公式サイト:https://gaga.ne.jp/judy/
ジュディ・ガーランド ロンドンでの最後のステージ「Over the rainvow」