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『運び屋』クリント・イーストウッド監督 感想|★★★☆☆ good

評価 ★★★☆☆ good!

総評 88歳のイーストウッドだから語れるストーリー
リアルに人生というものを考えさせられる

 

鑑賞理由

 

クリント・イーストウッド作品というだけで
できるだけ映画館で鑑賞しています。
88歳にして現役の彼にエールを送るために、
何より、その姿が励みになるため観に行っています。

 

映画館の様子

 

3月13日、新宿ピカデリー、シアター1(580席)、13:55~の回。
公開後、1週目の平日です。
内容からか、ご年配の方が非常に目立っていました。
ご夫婦、お友達、そして男性が多く、ほぼ埋まっていました。
さすが、イーストウッド。

 

映画の背景

 

舞台はアメリカ、現代。
90歳の運び屋が捕まるまでの、実話をもとにしたストーリー。
こんな主人公を演じられるのは、88歳現役のイーストウッドのみ。
誰もが彼に主演を期待します。

映画を観る前に知っておくと面白いこと、3点

1.家庭をかえりみず、仕事に没頭してきた主人公が
数々の女性遍歴をもつイーストウッドと重なります。
今も20代のガールフレンドがいるとか!

2.娘役の女優さんは、イーストウッドの本当の娘です。
初めての結婚で授かった初めての子供…
複雑な親子関係を演じていますが、
とても生々しいです。

3.10年ぶりの、主演・監督。
10年前の作品「グラン・トリノ」で主演を果たした時も
その主人公は退役軍人でした。
戦争やその時代特有のしみついた人種差別を
引きづる特徴が、今回の作品の主人公にも引き継いでいます。

 

キャスティング

 

実の娘さんを、娘役に持ってきたことは
リアルで言うまでもありません。

個人的に特筆すべきは
メキシコマフィアのボス役の
アンディ・ガルシア。
久しぶりに画面で観れてうれしかったですね。
太っていましたが、健在ぶりがうかがえました。

そして、麻薬取締役のブラッドリー・クーパーは、
今、何を演じても、カッコいい。
ちょうど、アブラがのっている時なのかもしれません。

 

感想

 

88歳のイーストウッドならではの、人生観が見えました。
人生の振り返りが、この映画には、こもっています。
それは、例えば、人生の歓び、後悔、家族への愛…
主人公は大切だったものへの感謝と
自分なりの最後の後始末を果たそうとします。

自分が、老いて、同じような歳になった時
大切なものが見えてくるのでしょう。
後悔していたとき、お詫びとして、
主人公のように自分なりに行動に移せるのだろうか…

もしかしたら、それが生きる糧になるのかもしれません。

最後までお金で威厳を取り戻そうとするところで
道を外れていく、この世の無常や悲劇性が描かれ
なんとも映画らしく教訓めいた物語です。

 

作品情報:

『運び屋』(2018年製作)

上映時間 116分
アメリカ映画
監督 クリント・イーストウッド
製作総指揮  アーロン・L・ギルバート
出演 クリント・イーストウッド ブラッドリー・クーパー アリソン・イーストウッド  アンディ・ガルシア
配給 ワーナー

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/hakobiyamovie/
Youtubeで予告を観る:https://youtu.be/tubXWOHGSnw

  • この記事を書いた人

Cineカエル

映画好きが高じて、映画業界を渡り歩いています。 自分が拾った映画にまつわる情報を「映画レビュー」、「動画配信」、「映画祭」、「映画を作る」という観点でまとめていきます。

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