仕事に行き詰まりを感じる人必見。人生軌道修正・映画『シェフ　三ツ星フードトラック始めました』（2014）

2020-05-08

自分のやりたかったことを見つめなおす！

こんな人におすすめ

・ビジネスだからと、数字に囚われ自分を見失っている人

・ゼロから再出発し、本来あるべき人生を取り戻したい

・食べること、グルメ好き
→マイアミ、ニューオリンズ、オースティンのアメリカ地方料理を堪能できるロードムービー

・マイアミ、キューバ、ラテン音楽好き

・フードトラック（移動販売）に興味がある

・ラテンのテンポとノリ、アメリカの軽いエッチな笑い、でハッピーになりたい人

見どころ

・主演のジョン・ファブローは脚本、監督、主演、製作を務めている

→その理由は？

ジョン・ファブローは「アイアンマン」「アベンジャーズ」「スパイダーマン」など大作シリーズを手掛ける売れっ子の監督。「アイアンマン」が大ヒットしたが「２」は不発に終わる。「３」の監督のオファーを断り、本作を撮ることに。当時はマーベル社との確執が原因と噂されていたがスケジュールがあわなかったとしている。

実は、ビッグバジェットの大作よりも、本当に自分がやりたい作品を小さい規模で撮ることを決めた。それが本作。

・本作の主人公と主演・監督のジョン・ファブローが実際に直面していた問題がクロスする

・製作費は1100万ドル、約10憶円。これがアメリカ映画では”小さい規模”らしい。彼は製作も務めており、資金調達をしている。本作への思い入れは強く自分の好きに自由に撮ることが本作の目的。きっと自分のポケットマネーだろう…

そして世界的に成功をおさめ、興行収入はなんと4600万ドル！

・友情出演で、わき役に、そうそうたる俳優が出演。得した気分になる！

　１．往年の大ベテラン、ダスティン・ホフマンはレストランのオーナー役

　２．ロバート・ダウニーJr.が元奥さんの元夫役。えげつなさが強烈で失笑。

　３．みんな大好きボインちゃん、スカーレット・ヨハンソンが店のマネージャー。

　４．個人的に好きなラテン俳優、ジョン・レグイザモは義理人情のあつい助手役。しゃがれた声とだらしない口元がいい！

・役作りのために、ジョンは料理学校に通い、実際にレストランで見習いとして厨房に入っている

・本作の主人公は、製作とフードアドバイザーとして加わっているロイ・チョイ（元有名ホテルのシェフ）がモデルと言われている。ホテルのシェフをやめ、コギという焼肉タコスをフードトラックではじめると、口コミで広がり一躍大人気店に。フードトラックの火付け役として伝説の人。

ロイ・チョイは、ジョン・ファブローが製作・出演をしているNetfilxのグルメ番組にレギュラー出演。ふたりの飽くなき美味しいを探求する姿は、まさに本作のスピンオフのよう。

毎回、ゲストが出てくるが、それはそれは業界の有名人だらけ！

これだけ広い人脈は、ジョンの人柄の良さや実力がある証拠。料理を前に有名人たちの素顔が垣間見れて面白い！シリーズ３まで続いている人気番組だ。

『ザ・シェフ・ショー～だから料理は楽しい!～』Netflix

作品情報

作品情報：

上映時間　115分
製作国　アメリカ
配給　ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
日本初公開日： 2015/02/28
監督　ジョン・ファヴロー
製作　ジョン・ファブロー
脚本　ジョン・ファブロー
出演　ジョン・ファヴロー　ソフィア・ベルガラ　ジョン・レグイザモ　スカーレット・ヨハンソン　ダスティン・ホフマン　ロバート・ダウニー・Ｊｒ

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