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『サムライマラソン』感想| ★★☆☆☆ がっかり

評価 ★★☆☆☆ 非常に残念

総評:
形式や枠をすべて取り払った時代劇の新境地、なのか…
新しいことに挑戦するプロデューサーの勇気に星2つ

 

鑑賞理由

本作は企画の時点から知っていました。
その後、どうなったのかとても気になっていた作品です。
なにせ、原作は「超高速!参勤交代」の土橋章宏氏「幕末まらそん侍」、
プロデューサーは中沢敏明氏とジェレミー・トーマス氏、
アカデミー賞外国語映画賞に輝いた「おくりびと」、
海外で人気を得た「十三人の刺客」など、海外をマーケットに
映画づくりをしている映画会社セディッ・インターナショナルが
手がける作品だからです。
どんな映画になるか、非常に楽しみにしていました。

 

映画館の様子

 

2月26日水曜日、レディースデイにて、
TOHOシネマズ日比谷、16:40の回にて鑑賞。
大きなシアターでした。
50代から60代の男女がちらほらと数えるほど。

 

映画の背景

 

今回は、「ラスト・エンペラー」の
ジェレミー・トーマス氏が中沢氏と共にプロデューサーです。
この二人の組み合わせは「十三人の刺客」以来。
海外でも通用するように、時代劇にもかかわらず、
イギリス人のバーナード・ローズ監督を推したのも、彼です。
これが、吉と出るか凶と出るか、
まさに、中沢氏の賭け、といったところ。

 

キャスティング

 

監督をイギリス人にして
海外に打って出る映画を作る!という気合が
ガンガンに伝わってくるキャスティングです。
主要な役は豪華すぎてお腹いっぱいになるほど。
ところが、役にハマっている、という役者が
見えづらい映画になっていました。

 

感想

イギリス人の監督によって形式や枠を取っ払って
作られた時代劇は、どうやら凶と出たようです。
あまりにも海外マーケットを狙いすぎて
空回りしている印象が、ぬぐえません。

原作の「幕末まらそん侍」を読んでいただけに
戸惑いました。
ストーリーがとびまくり、
筋道が立っておらず混乱するからです。
さらに何を言っているのかセリフさえ
聞き取れない…

期待していただけにとても残念。

こんな豪華なキャストにもかかわらず、
こんなに空振りな映画は初めてです。

この映画で何をしたかったのか、
公式サイトやインタビューを読んでから
観ることをお勧めします。
現場での俳優さんたちの苦労を知ると
映画の見方が変わるかもしれません…

参考

作品情報 『マラソンサムライ』

製作年 2019年 製作国 日本 配給 ギャガ 上映時間 104分 上映関数 208スクリーン
監督: バーナード・ローズ
企画・プロデュース: ジェレミー・トーマス /中沢敏明
原作: 土橋章宏 『幕末まらそん侍』(ハルキ文庫刊)
脚本: 斉藤ひろし /バーナード・ローズ /山岸きくみ
出演:佐藤健/小松奈々/森山未来/長谷川博己

 

  • この記事を書いた人

Cineカエル

映画好きが高じて、映画業界を渡り歩いています。 自分が拾った映画にまつわる情報を「映画レビュー」、「動画配信」、「映画祭」、「映画を作る」という観点でまとめていきます。

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