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『女王陛下のお気に入り』第91回アカデミー賞主演女優賞 感想 | ★★★☆☆ good

評価 ★★★☆☆ good !

総評:豪華絢爛な宮廷世界のお話
陛下の寵愛を2人の女が奪い合う滑稽さに冷笑しっぱなし

 

鑑賞理由

数々の有名なアワードで賞を取りまくっている作品。
面白いのは、ヴェネチア国際映画祭、ゴールデン・グローブ賞で
主演女優賞を取っています。
そしてアカデミー賞では9部門で10ノミネートされ
主演女優賞を見事、獲得しました。
映画館で主演女優賞の演技を鑑賞してきました。

 

映画の背景

18世紀イングランドの宮廷が舞台。
面白いのは、イギリスの話なのに、
監督がギリシャ人という点です。
ヨルゴス・ランティモス監督の作品はどれも独創的。
カンヌ国際映画祭では、
常連であり数々のアワードを取っています。
その彼が、今回、史実を選びました。

 

キャスティング

3人の女性メインキャストに
エマ・ストーンが唯一、アメリカ人として入ります。
物語上の、新入り、若さ、といった異色感と重なり
それが、映画にもうまく醸し出されています。

主演女優賞を総なめにした女王陛下役の
オリヴィア・コールマンは、
醜いおばちゃんを、言ってれば、悪ノリの勢いで
演じているように見えました。
それが功を奏したようです。
役者としては、とても面白く、
魅力的な役だったかもしれません。

 

感想

女王陛下をめぐる女の戦いがすさまじく、ぞっとします。
挙句の果てに、あまりの滑稽さに失笑せざるを得ません。
こんな女王が天下をおさめ、戦争をおこしていた、という
ばかばかしさに呆れるほど。
史実であればなおさら…
どうやら、これこそが監督特有のユーモアであり、
そして、コメディである、と知ると、
非常に合点がいきました。
その点が、様々な有名なアワードに輝いた
理由なのでしょう。
それは、日本人で西洋の文化歴史に疎いから、なのか
そこまで心に刺さる印象はありませんでした。
どうして、今の時代に、この映画が、
受けいれられたのかも、はっきり見えません。
結局のところ、そこが、数々のアワードの
最優秀賞に選ばれなかった理由かもしれません。

作品情報:

2019年2月15日 公開
監督: ヨルゴス・ランティモス
出演: オリヴィア・コールマン/エマ・ストーン/ レイチェル・ワイズ
製作国:アイルランド/アメリカ/イギリス
配給宣伝 20世紀フォックス映画
尺 120分

  • この記事を書いた人

Cineカエル

映画好きが高じて、映画業界を渡り歩いています。 自分が拾った映画にまつわる情報を「映画レビュー」、「動画配信」、「映画祭」、「映画を作る」という観点でまとめていきます。

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