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Cineカエル
映画好きが高じて、映画業界を渡り歩いています。 自分が拾った映画にまつわる情報を「映画レビュー」、「動画配信」、「映画祭」、「映画を作る」という観点でまとめていきます。
映画をもっと身近に
新海誠監督『天気の子』評価 ★★★★☆ Very Good! 観る価値あり 総評 いわゆる”セカイ系”アニメの奥深さと、前作同様の音楽と描写の相乗効果とが、 映画として見ごたえがあり、結末の空恐ろしさに後をひく 鑑賞理由 『君の名は。』以来の新海誠監督と川村元気プロデューサー、 そして、 音楽がRADWIMPSという同じ制作陣”チーム新海”がそろう新作とあっては 次はどんな映画に挑戦したのか、当然気になります。 ただ、川村元気プロデューサーは STORYという新しい会社の専属となり 東宝から ...
『凪待ち』評価 ★★★★☆ Very Good! 観る価値あり 総評 今までに見たことのない「香取慎吾」を通じて、 どん底から再生していく人間の姿が描かれる 鑑賞理由 “新しい地図”の香取慎吾を、白石監督が、どう撮るのか、 また、 そんな彼を主人公にして、白石監督は何を伝えたかったのか、を 見たくて、劇場に足を運びました。 スペックとして、 飛ぶ鳥を落とす勢いの、キノフィルムズが配給、 プロデューサーに椎井友紀子氏。 女性のプロデューサーとして第一線で走っていらっしゃる。 彼女の名前が載る作品は、 何か特 ...
沖縄映画『ココロ、オドル』感想|評価 ★★★☆☆good! 見る価値あり 総評 “沖縄映画”という新たな分野が確立された予感を味わえます。 沖縄の人にしか撮れない映画です。 鑑賞理由 短編『こころ、おどる –Kuerama Blue–』を観ていたので それが長編として、どう作られたのか興味がありました。 また、主演の尚玄氏、監督の岸本司氏も 挨拶をさせてもらっています。 特に岸本監督は沖縄という地にこだわり 沖縄で映画を作り続けている数少ない監督です。 俳優の尚玄氏は、英語がペ ...
『 旅のおわり世界のはじまり』感想|評価★★★☆☆ good! 総評 ウズベキスタンと前田敦子、という異色なかけ合わせに いつの間にか主人公の心情と一体化し、ココロがさまよい始める 鑑賞理由 日本とウズベキスタンとの合作映画で 黒沢清監督×前田敦子主演、の3作目。 黒沢清監督が、ウズベキスタンに以前からとても興味を持っている、という話と 監督が前田敦子に対して並々ならぬ存在感を持つ、 稀有な女優として絶賛している、ことが鑑賞理由です。 映画の背景 この映画は、ウズ ...
『RBG 最強の85才』評価 ★★★★★ excellent! 必見 総評 米国の現役最高齢の女性最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグの 姿、肉声、そして生き様の記録は、人間の希望の記録となる 鑑賞理由 彼女の半生を描いた映画『ビリーブ 未来への大逆転』を 4月に鑑賞しました。 信念をまげずに努力し続ける姿、それを支える夫婦愛が描かれ 映画としては、まずまずの出来でした。 (感想など詳しくはこちらをどうぞ) そもそもこの映画を観るきっかけになったのが このドキュメンタリー映画の予告です。 自分の母親 ...
『ハイ・フォン』評価 ★★★☆☆ Good! 観て損なし! 総評 最新のベトナムアクション映画を観るならこれ! 主演のベロニカ・グゥの華麗なるアクションにほれぼれします 鑑賞理由 ベトナム映画をけん引している女優、プロデューサー、監督、人材育成と 様々な顔を持つ、ベロニカ・グゥの最新作が、 NetFlixで配信スタート、しました。 ベトナム映画に多少なりともかかわっている身としては 見ないわけにはいきません。 何度も書きますが、 日本未公開作品を気軽に配信で見れるこの便利さは ...
『いつかはマイベイビー』評価 ★★★☆☆ Good! 観て損なし 総評 アジア系アメリカ人が主人公のラブコメディ。 アジアンならではのブラックユーモアが新鮮で面白い! 鑑賞理由 Netflixのホームページで、 ひときわ地味でどこにでもいるようなアジア人の女性が カップルとして幸せそうにしている画が目立ち、 思わずクリックしてしまいました。 アジアンカップルのラブコメディ、という異色なスペックに 驚きと、アメリカの“白人至上主義の業界”で ここまでアジアンが市民権を得たのかという感慨深さがあ ...
『ファースト・マン』感想|評価★★★★☆ Very Good! 観る価値あり 総評 初の月面着陸に成功したニール・アームストロングの人物像に限りになく近づき そして限りになくリアルに体感できる 鑑賞理由 俳優のライアン・ゴズリングと監督のデイミアン・チャゼルといえば あのミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」で 第89回アカデミー賞を総なめにした作品です。 主演男優賞、主演女優賞、監督賞、作品賞、作曲賞… とにかく、史上最多ノミネート数。 その作品と同じ俳優、同じ監督がまたタックル ...
ベルリン国際映画祭は、 世界で最大規模の映画祭と言われています。 審査を経た作品を上映し優れた作品を決めるだけでなく 映画マーケット(映画見本市)、若手の映画人育成のワークショップ、 主に後進国の映画製作に対する助成金、と 大きくは4つの部門から成り立っています。 そのため世界各国、様々な国の立場の違う映画人が 映画祭に参加、集結し、商業的にも文化的にも 映画という共通の分野で交流しています。 まさに映画文化を創造するプラットフォームと なっています。 公式サイト ベルリン国際映画祭 &nb ...
総評 この監督とこの俳優だからこその“なせる業”を堪能。 実在の人物の話だからメッセージ性も強く心に響きます 鑑賞理由 主人公を演じるホアキン・フェニックスは 俳優なのに彼の傷のある顔が好きです。 そして彼の選ぶ役には、いつも 挑戦する姿勢がうかがえます。 何と言っても、ガス・ヴァン・サント監督と ホアキンのコラボレーションは、なかなか期待できます。 彼が監督として手掛けた作品の 日本での劇場公開は久しぶりだったのも 劇場鑑賞を選んだ大きな理由のひとつです。 映画 ...
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